ハコスカGTRを語る

ハコスカGTRの魅力

ハコスカGTRと聞いてピンとくる人は何歳の方でしょうか?
言わずと知れた、ニッサンの箱型スカイライン2000GT・2000GTR。
心臓部にニッサン全盛期のL型エンジンを搭載した車種なので、チューンアップを好む方々からは絶大な人気でした。

足回りは、四輪独立懸架となっており、その当時では先進の方式を採用していて、この四輪独立懸架の方式こそが、ハコスカをローダウン(当時では「シャコタン」と呼んでいた)した時に、後輪がハの字となり、リヤフェンダーにギリギリまでのタイヤを組んでいたものでした。
よく「ツライチ」と言いますが、そのドレスアップの方法は今でもよく見かけますが、ハコスカがその先駆けだったのではないでしょうか。

ハコスカは、スカイライン2000GTの後に、スカイライン2000GTRが誕生したのですが、GTRは最初からリヤフェンダーにワークスオーバーフェンダーが装着され、エンジンの性能はレーサーそのもので、エンジン音が中速くらいからカン高くなり、アクセルレスポンスは最高の一言。
この特徴こそが、きっと当時のチューンアップを好む方々のハートを鷲掴みにしたのですね。


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