ハコスカGTRを語る

ハコスカの誕生秘話

ハコスカ、スカイラインの3代目が誕生したのが昭和40年。
会社の上層部では日産とプリンスの合併の話あっている頃です。
そのころ現場では次期スカイラインの開発が進んでいました。

合併した41年ころにはすでに箱スカイラインの試作車が作られていたそうです。
あの頃、ハコスカは高速道の整備を考慮したエアロダイナルックと呼ばれるボディーデザインがとても斬新でした。
そうは言っても、ハコスカは時速100km/hを超えてくるととんでもない風切り音がしたんですが、エアロダイナルックは効いていたか気になります。
ハコスカの最初のモデルでは1500シリーズからの発売で、プリンス系のG15型のエンジンはたった88馬力でした。
88馬力と言えば、昔のS57型のモデルが2台で砂浜を走り回ってくるくる回りながらエンジンの出力の88の文字を書いていく面白いスカイラインのCMがありましたね。
でも88馬力のエンジンではユーザーから物足りないと言われてました。
そのこともあってなのか、2か月後にはL20型エンジンを搭載したハコスカ2000GTシリーズが発売となりました。
しかし、ハコスカのチューンアップが好きな人にはまだまだ満足できなかったようですが、こうしてL型のハコスカが誕生しました。


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